加藤牧場とは
加藤牧場は、北海道の南部に位置する帯広市の川西地区で80頭ものジャージー牛の飼育をしているジャージーの生乳出荷を十勝で唯一している農家です。
80頭というのは一見少ないと感じる方もいると思いますが、日本全国には現在ジャージー種の登録乳牛は10,000頭、北海道には約800頭いると言われていて、その1/10は加藤牧場で搾られた生乳。
ジャージー牛の乳は、とても希少価値が高いのです。
十勝管内で唯一ジャージー牛を育てる酪農家
加藤牧場は、北海道の南部に位置する帯広市の川西地区で80頭ものジャージー牛の飼育をしているジャージーの生乳出荷を十勝で唯一している農家です。
80頭というのは一見少ないと感じる方もいると思いますが、日本全国には現在ジャージー種の登録乳牛は10,000頭、北海道には約800頭いると言われていて、その1/10は加藤牧場で搾られた生乳。
ジャージー牛の乳は、とても希少価値が高いのです。
ジャージー牛乳は、乳脂肪分、無脂乳固形分、乳タンパク及びカロテンなどの成分含有率が高く、とても栄養価がギュッと詰っている濃密な牛乳です。
しかし、日本の生産者受け取り乳価は、搾られた『乳量』が一番として考えられている価格体系となっており、ジャージー種は脂肪やタンパク質などの『乳質』はとてもいいのだが、一般的に飼育されているホルスタイン種と比べて2/3程度と生産量は落ちます。また、ジャージー牛は肉牛として転用できないため全国でも飼育頭数は少ないのです。
その貴重なジャージー牛乳は、カロチンを多く含むため淡い金色をしていることから『GOLDEN MILK』『KING OF MILK』と呼ばれています。
乳牛の糞尿を有機肥料として多くの品種の牧草が育つ栄養分豊富な土壌を維持し、”自然の力”を活用した糖分の多い飼料生産をしています。
土壌は、肥料や農薬を最小限に抑え、土壌を良くしてくれる微生物や原虫生物も住みやすい環境にしています。
牛がいい環境で美味しい草が沢山食べられるということは、お乳もいいものを出してくれるということです。
十勝加藤牧場は、家族経営であり、とてもアットホームな農家だと思います。
牛に対しても家族同様の優しさ・思いやりを持って接しています。
またお客様のニーズに答え『健康と美味しさ、最良高品質』をいつまでも追求していきます。
少しでも自分たちが満足しない乳は販売しません。
人・牛の負担を最小限に抑えてお互いの調和をとって生産しています。
◯会社名
株式会社加藤牧場
◯住所
〒080-2106
北海道帯広市美栄町西8線130番地
◯連絡先
電話 0155-60-2107 FAX 0155-60-2317
◯役員
代表取締役社長 加藤 賢一(北海道ジャージー酪農振興協議会 会長)
代表取締役 加藤 聖墾
◯創業
1975年4月
◯経営規模
ジャージー種 成牛40頭、育成牛40頭
ホルスタイン種 成牛70頭、育成牛70頭
◯総乳量
835t/年 (ジャージー1頭 6,000kg/年 ホルスタイン1頭8,500kg/年)
◯事業内容
ジャージー種牛及びホルスタイン種牛の乳の生産及び育種
酪農体験研修(1~6名受け入れ可)
乳製品の加工及び販売(食品衛生認可済み)
◯取引先
有限会社十勝ミルキー ノーザンホースパーク ハピオ
子供の頃から牛乳が大好きで、大学卒業後から25歳まで道内、国外(カナダ)農業研修を重ね、乳牛の飼育の仕方、牧草の栄養素と活用方法について、また人畜の『ウェルネス・コンフォート』を学んで来ました。
1975年に牧場を開設して約40年。牛乳の味から春夏秋冬の季節、乳牛の体調まで分かるようになりました。
当牧場では、自給飼料90%(牧草、とうもろこし)外国産配合飼料(ミネラル、ビタミン、カルシウム、塩、等)を与えています。
私は、飼料において良い物を作るため、土壌中の微生物、原虫生物のエサとなる肥料を散布することで、最高の土壌作りをし、そこに植えるそれぞれ牧草(イネ科・マメ科)の持つ栄養素は違うため、バランスよく生育させるよう心掛けています。
この栄養バランスのとれている牧草が乳牛の健康を保ち、おいしい牛乳を生産するための秘訣なのです。
株式会社加藤牧場社長 加藤 賢一